心地いい温度を見つける
先日、実家に帰ってお風呂にはいった時。
我が家のお風呂こんなぬるかった!?
心の中でそう思った。
たまに、温泉に行ったら、
あつー!っとびっくりしたり、
アーちょうどいいーっと幸せた気分になったり
その時々で違いますよね。
わたしは一人暮らしの自分の家では
少し厚めのお湯に入っていて
それが"当たり前"になっていたようでした。
その当たり前が
別の体験をしたときに
“違い=自分とは違う”
に変換されてしまうんです。
でもこれは、人間に備わった生きる力でもあります。
人には恒常性という特性があるように、
心地いい状態を維持しようとする生き物なのです。
だからこそ、違いを見つけたとき
コレは危険かも!?と察知し反応します。
実はコレ、
日常のコミュニケーションでも
よくみられることなんです。
同じように挨拶をしても
同じようにありがとうと伝えても
その日の気分、相手の気分によっても伝わり方や
受け取り方は違います。
また相手がいつもと同じように見えても
なんか、こちらに思っているんじゃないか?と思えたり、今日は機嫌悪いのかな?
なんて思ったりした経験はありませんか?
それも“違い”にとっさに気づくことで
自分の身におこる危険を予知しようとしているんです。
とても観察力に優れた野生の力を
持っているということも言えるかもしれません。
とはいえ、
お風呂の温度は38ー44度くらい。
浸かっているとなんだか馴染んで心地よくなる。
人も同じ。
あんたの温度は熱いな、冷たいな。
と怒ったり比べたりしていうよりも、一緒に使ってみたら
なんとなーく、心地よくなってくる。
違いを比べることも、
戦うことしなければ、
お互いにそう感じる。
まずは自分の温度が何度かチェック✔︎したら
相手の温度は何度かなーと味わっていくことが
コミュニケーションでの相互理解だと
わたしは感じている。
今日もいい湯だな〜♡
コミュニケーションって面白い。
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